『CIライブラリ』で広がる新たな可能性
先日、コンフィグラのオフィス家具業界担当の製品マネージャーであるロブ・デトリック(Rob Detrick)が、ウェビナーで、オフィス家具メーカーが『CI ライブラリ』をより効果的に活用する方法とその価値を顧客にわかりやすく伝えるためのポイントを紹介しました。ここでは、そのウェビナーからの抜粋をお伝えします。
『CI ライブラリ』とは?
CI ライブラリは、オフィス家具製品の標準化されたデータとシンボルをまとめた共有カタログで、毎日、多くのデザイナーや営業担当者が活用しています。CI ライブラリに製品データを掲載すると、Spec、CET、AutoCAD、Workspace 内で利用でき、Notify を通じてダウンロードも可能になります。
CI ライブラリに製品が掲載されると?
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200社以上のブランドと並んで、各社の営業担当者やデザイナーによって貴社の製品が検索・閲覧されます。
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デザイナーが正確な2D/3Dシンボルを使って図面に製品を配置できるようになります。
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貴社製品の価格、オプション、構成情報を部品表(BOM)に反映できます。
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自社専用の CET エクステンションを持たなくても、ユーザーが貴社製品を設計に組み込むことができるようになります。
正確に伝えることで混乱を防ぐ
「CET に掲載されています」と言いながら、実際には「CI ライブラリに掲載されている」というケースがよく見受けられます。
💡 一見小さな違いに思えますが、これはユーザーが「マーケットプレイスでエクステンションを探したのに見つからない」という事態を招く原因になります。
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「CI ライブラリに掲載されている」ことを正しく伝えるには?
1. 明確で具体的な表現を使いましょう
避けたほうがいい表現:
「CETに対応しました!」
おすすめの表現:
「当社製品は、CET および Spec 用の CI ライブラリでご利用いただけます。CI ライブラリにアクセスすれば、製品を検索して設計に組み込むことができます。」
2. Webサイトに CI ライブラリのページを作成しましょう
以下のような情報を盛り込んだ「CET と Specへのアクセス」ページを新設することをお勧めします。
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Notifyへのリンク
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CI ライブラリで自社カタログを見つける手順
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CI ライブラリとは何か、なぜ重要なのかについての簡単な説明
さらに、スクリーンショットや短い動画を加えると効果的です。
3. 営業担当者にトレーニングを
営業担当者やディーラーが、製品データの掲載場所やアクセス方法、CI ライブラリの活用方法をお客様に正しく説明できるようトレーニングを行いましょう。社内外でメッセージを統一することで混乱を防げます。
4. 適切なチャネルで情報を発信しましょう
LinkedIn、メール配信、製品一覧や販促資料などで、自社の製品が CI ライブラリに掲載されたことを案内しましょう。メッセージ発信により、ダウンロード数が200%増加した事例もあります。
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デザイナーにわかりやすい情報発信を
デザイナーは日々業務に追われています。彼らが求めているのは「正確なデータ」「きれいな2D/3Dシンボル」「エクスポート時に崩れない価格情報」です。データの所在と使い方を明確に伝えるほど、製品が選ばれやすくなります。
覚えておきたいポイント:見つけにくく、わかりづらいものは、使われません。
チェックリスト
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より詳しく知りたい方は、下記のウェビナーの録画(英語)をご覧ください。CI ライブラリの仕組み、製品の選定から見積もり・発注に至るすべてのプロセスで、なぜ CI ライブラリが重要なのか、他メーカーのベストプラクティスなどを解説しています。
CI ライブラリについてさらに詳しくお知りになりたい方は、コンフィグラまでお気軽にお問い合わせください。
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